速読訓練でスポーツの視覚能力は向上できるのか

速読でスポーツの視覚能力は向上できるのか

速読トレーニングと聞くと本を速く読むための技術だと思う方も多いのではないでしょうか。速読で情報処理能力が向上することで、視覚で捉えた映像の反射能力も格段によくなります。

速読ではその反射能力を1分間の文字数で表しますが、トレーニングによる測定では文章や映像を用いて空間把握能力や過去の自分と比較した情報認知能力の変化を把握することができるようになります。

速読を勉強、仕事だけでなくスポーツで利用する方も多くいる反面、速読トレーニングがどのように野球、サッカー、その他球技やスポーツに役立つのか理解できない方もいらっしゃいます。

この記事ではスポーツに役立つ速読の視野、視覚訓練による効果についてお伝えしたいと思います。

野球、サッカーなどに求められる広い視野と情報処理能力

野球、サッカーにかかわらず、球技における視野の広さと瞬時の判断能力の高さは必要とされています。素早く変化する状況を的確に捉え、自分の行動を適切に変えていく能力は経験によるものだけではなく、トレーニングによって向上させることができます。

球技の場合、他のプレーヤよりも広く範囲の情報を速く、適切な判断をするためには時間をかけて考えている余裕はありません。

しかしどのようなトレーニングをすれば、視覚に関わる能力を強化できるのでしょうか。
その一つとして注目されているのが速読訓練による目と脳を鍛える方法です。

速読でできるスポーツの視覚強化トレーニング

速読訓練による視覚強化にはいくつかの方法があります。
まずは視野の拡大です。
ここでいう視野拡大とは目で見えた範囲の情報をどの程度広く認識できているかを視野範囲といいます。

速読訓練では文章を読む際に、視野が狭い状態だと一文字ずつしか見ることができず、広く見るトレーニングで視野の狭さを改善していきます。文字を読むには1文字ずつ見なければいけないという固定観念を払拭する必要があります。

具体的には一度に見る情報の範囲を広げるために、狭い範囲から広い範囲まで文字と絵を用いて情報を視る力を拡大していきます。

普段意識していない範囲の情報を見ていくことを続けていくことで、徐々に見える範囲は広がっていきます。
このトレーニングを視野拡大訓練といい、一度に見れる範囲の情報量を増やしていきます。

視野拡大はあくまで視野の拡大を意識した基礎トレーニングですが、この他にも、

 ・識幅(しきふく)訓練
 ・識力(しきりょく)訓練

広範囲で見えるようになったら、少しずつ認識できる情報の量(織幅)、今よりも速く見える情報を認識する情報処理の速度(織力)の能力を向上させていきます。

この3つ(視野拡大、織幅、織力)の能力トレーニングによって、目と脳の情報処理能力を上げていくことができ、球技における反射能力が高まりパフォーマンス向上に期待ができるようになります。

数字で能力変化を把握する

視覚強化トレーニングは闇雲にやるよりも数字で変化を把握していくと継続するモチベーションにも繋がりより高い効果を期待できます。

トレーニングを始める前よりも見える範囲は広くなっているか、情報を認識できる処理速度は速くなっているか、見える物理的な情報量は増えているかなど、数字で個数や範囲を把握できるような仕組みを用いていくことが重要になります。

パソコンを使った訓練の場合、例えば画面の中心から何倍の範囲を把握できるようになったか、認識できた絵(や単語)が何個に増えたか、その正確に捉える回答速度が何倍に上がったかなどの指標です。

正しく変化を把握できる基準がないと、前後比較をすることができないのです。

視覚能力が強化されれば自然と実践で使える

速読トレーニングを用いて能力が向上されてくると、目で視る情報の処理方法が定着していきます。野球の素振り訓練、サッカーのシュート練習のように反復学習で覚えた記憶は意識しなくとも反射的に使えるようになってきます。

意識しているうちはまだ視野の情報処理能力が定着していないと理解して、継続的にトレーニングを行っていきましょう。

また、速読力も同時に向上するため私生活における読む速さも上がります。趣味が読書の方、仕事で大量の書類に目を通したり、理解力を上げるための武器にもなります。

実績あるSOKUNOUの速読トレーニングがおすすめ

この3つの視覚能力は自己流で行うよりも既に知見やデーターがあるサービスを使うと効果的です。慣れたらある程度は自己流で行うこともできますので、まずは数字基準を比較できる仕組みを使って能力向上を実現していきましょう。

当社が提供するSOKUNOUでは川村式速読(ジョイント式速読法)の技術を採用しており視野、織幅、織力の拡大に役立つ速読トレーニングが利用できます。国内外でも多くの学生、ビジネスマン、スポーツ選手によって利用されているサービスなので、まずは無料体験から利用されてみてはいかがでしょうか?

視覚強化トレーニングにも各能力の前後比較ができるためまずは気軽にトライしてみてください。

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