速読ができない人とできる人の違い

速読できない人とできる人の違い

<目次>
・ 速読ができない人とできない人の違い
・ 音読の癖が読む速度を遅くしている
・ 自己流では「音読の壁」という物理的な読み方の限界がある
・ 日々の積み重ねが速読のコツ
・ 速読トレーニングを試してみよう

速読ができない人とできない人の違い

世の中には驚くほど速く文章を読める人が存在します。

他人からみると本当に読んでいるのか不思議に思うこともあります。
しかし当の本人は理解力を維持しながらいつも通り読んでいて、不思議に思ってもいない状態なのですが、周囲からは不思議な目で見られることもあります。

今では当たり前のように速く読める力を持っている人でも、最初から速読力が備わっていたわけではありません。

速く読むためのトレーニングをしたことによって、速く読める力が備わったのです。

速読ができる人とできない人の差は単純です。一言で言ってしまえば「速く読むためのトレーニングをしているか、していないか」に尽きるのです。

音読の癖が読む速度を遅くしている

普段私たちが文章を読む際にどのような読み方をしているのでしょうか。

まず文章を見て、一文字づつ順番に文字を追いながら文章として意味を理解しています。
これは音読と呼ばれる読み方です。

小さな頃から現在まで、当たり前にしてきた音読(声を出さない黙読もここでは音読と呼びます)といった読み方をしているはずです。

音読は口を閉じていても頭の中で音を出しながら読む感覚があります。

この音読の読み方こそ、読む速度を遅くする原因でもあるのです。

1つひとつの文字を集中しながら、しっかりと追って読むような音読は誰しもがしている読み方なのですが、学校教育で文字の読み方を音読以外で教えることはほとんどありません。

速読で理解力を落とさずに速く読める人は「音読」とは別に「視読(しどく)」という読書回路を使って読んでいるため、黙読をしていても頭の中で発声しながら一文字づつ読むといった非効率な読み方をしていません。

視読は一度に2文字以上の文字を複数文字単位で視る(みる)読み方で、一文字単位で読む人よりも何倍も速く、正確に文章を読み進める事が可能となります。

速読ができる人とできない人の差は「視読」の読書回路を持っているかで決まると言っても過言ではありません。

自己流では「音読の壁」という物理的な読み方の限界がある

音読を突き詰めて速く読む事も可能ですが、一文字づつ追いながら読んでいる以上、物理的な限界があります。

45年以上速読教室の実績がある新日本速読研究会(川村式ジョイント速読)の過去の膨大な受講生データを見ても、音読では大体分速2,500文字~3,000文字程度で「音読の壁」が存在します。

この音読の壁を越えるためには視読を実現するための専用トレーニングをしない限り壁を突破する事は容易ではありません。

今のままでは、文章を見た際に反射的が起こり、無意識に音読の読書回路を使ってしまうためです。

自己流で速読をしている方の多くはこの「音読の壁にぶつかっている方」が大半でトレーニング中で挫折する方も中にはいます。

日々の積み重ねが速読のコツ

速読はスポーツの感覚と類似しており、何度も繰り返しトレーニングを行うことで無意識に文章を速く読むために必要な反射がみにつきます。

そのためには日々の速読トレーニングの積み重ねが大切になります。

速読で必要とされる文字に対する反射的な感覚も脳に記憶定着させることが重要です。
トレーニングを始めたばかりの方であれば、最初は期間を空けずに例えば1日1回数分間のようになるべく短い時間でも反復学習をしながら長期記憶として定着させていきます。

しかし日々忙しい中で毎日速読トレーニングをする時間は取れない方は、1日7分間で行う方法もあります。

1回で数時間も訓練に宛てる時間は必要なく、まずは1日10分以内で繰り返すことにトライしてみてください。

速読の感覚が蓄積されてくると、脳が速読トレーニング環境に順応した際に驚くほど速読能力が上がったと実感できることは珍しくありません。まずは気軽に続けていくと良いでしょう。

速読トレーニングを試してみよう

速読を受講するにあたっては通学で教室に通う方法もあれば、オンライントレーニングで完結できる方法もあります。

オンラインであれば時間を気にせずに自分のペースでできるので、体験してみることをお勧めします。
1日7分間の速読トレーニングに加え、100種類以上の脳トレゲームを加えて行うことで飽きずに継続する工夫もあります。

SOKUNOUが提供するソクノー速読であれば、いつでも無料体験できます。

速読トレーニングが初めての方は大きな画面で行えるパソコンを推奨していますが、もちろんタブレット、スマートフォンでも行うことが可能です。

まずは速読の速読体験を通じて、自分の能力を知ることに価値がありますので気軽にチャレンジしてみてください。

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