小学生から始める速読のメリット・デメリット
「小学生から速読トレーニングをすると良くない」という情報を目にしたり聞いたことはないでしょうか。
飛ばし読みのクセがついてしまったり、十分に内容を理解しないまま読んでしまうなど懸念されることもあると思います。
ですが、正しい速読のトレーニングさえ行えば、理解力の高くない小学生でも理解力を低下させずに今まで通りに全ての文章を把握することができます。
インタネット上にある情報の大半は「飛ばし読み」、「読んだ気になった」ような方法を速読と呼んでおり、この速読に対する理解は大きな間違いです。
速読は文字に対する脳の認識速度を上げるための処理能力トレーニングであり、できるだけ早いうちに身につけたほうが有利であり、この先に控える受験やテスト対策を始め、本からの知識吸収や得た知識から自ら考える習慣がみにつき自立したマインドを持つ土台を作ります。
社会人になることを見据えて考えても、情報処理スピードの違いは周りとの比較でも評価や成長に圧倒的な差が生まれることも事実です。理解力を落とさずに速く読めるだけで将来子どもの武器となり、優位性を持つことができます。
小学生速読のデメリットは?
速読は文字に対する認識速度の向上により、速く読めるようになります。
ですから速読トレーニングにデメリットはありません。
速読トレーニングをやらないより、やったほうが間違いなく得をします。
しかしデメリットをあえて言うならば、繰り返しの訓練が必要ということです。
速読トレーニングに必要なのは文字に対する反射です。
スポーツに例えるとわかりやすいのですが、例えば、野球で今まで見たことも無いような剛速球にバットを当てるためには、その速度に合わせた素振り訓練を何度も体が覚えるまで(反射が起こるまで)繰り返す必要があります。
この過程を得て初めて実践で使える反射となります。
小学生が速読訓練を行う際も同じように基本は反射を身につけるための繰り返し(反復)トレーニングとなります。
子どもが楽しいと思えるようなゲーム要素を取り入れたり、親子や友達と競えるような仕組みや習慣的に続けられる環境や工夫がないとすぐに飽きてしまうのです。
子供の頃から速読はやるべき?
勉強や体力の基礎作りは、幼少期に始めるに越したことはありません。
子供の頃に土台を作っておくことで、高校受験や大学受験に対応できるようになります。
土台とは、ここでは記憶力や読解するスピードや理解力をいいます。
本を早く読むことも大事ですが、それ以上に本の内容を把握、理解しているかどうかがとても重要です。
読み書きを覚えたばかりの子供が、本の内容を理解をするのは難しいのではないか、と思われる方もいらっしゃいますが、速く読む力を身につけることは、早ければ早いほど忘れにくくなるのです。
実際に、筆者(ソクノー速読Staff:神田智栄)の子供は小学2年生で速読を始めましたが、以前は本を読み終えた頃には内容を憶えていない。という状況でしたが、速読をはじめて1ヶ月が経つ頃には、読んだ本の内容をちゃんと覚えていたことには正直驚きました。
小学生(低学年~中学年)の読書速度は分速200文字~100文字前後です。(一般的な読書速度は成人で分速400文字~600文字前後)
理解力は変わらずに読書速度が3倍になった場合、一般的な成人と同じ読書速度で本を読むことができ、同じ小学生と比較すると同じ時間で3倍早く勉強の復習や読書、勉強ができる計算になります。
最近では子供の集中力低下が問題に
近年、子供の集中力の低下が問題になっています。原因としては、テレビゲームや生活環境の変化が上げられていますが、私たち子供を持つ親は、時代に合わせた教育を求められます。
最近では、タブレットを使用した教育方法も盛んになり一般の方もよく目にする機会があるのではないでしょうか。
テレビゲームやタブレット端末の使用を制限するのではなく、デジタル環境に合わせて子供の興味を上手く利用して学力の向上を狙うというのは、とても効率的に思えます。
集中力が欠如する要因は様々ですが、活字離れによる文字への抵抗感からくる嫌気もあるでしょうし、疲れを感じやすいことも起因している可能性はあります。
またYoutube動画のように映像と音声による環境に慣れてしまったことも活字が苦手になる要因の一つかもしれません。
特に活字を読む際に疲れを感じやすい場合は、余計に文章への嫌気が増し読書から得られる貴重な知見に触れる機会を逃してしまいます。
文字を読むことに疲れを感じる場合は、その読み方に原因があることも考えられます。
音読(黙読)が疲れを引き起こす
学校教育や過程で子供が読み方を習う際は始めに「音読」で読み方を覚えています。一文字ずつ音を出したり、口を閉じて黙読してはいるものの頭の中で音声を出しながら読んでいます。
実は音読は非常に非効率であり、使う場面によっては非効率であり必要ありません。
始めての覚える言葉の意味を理解する方法の一つとしては有効ではありますが、既に覚えている言葉の意味や表現を「まとめて見れば分かる」にも関わらず順序立ててなぞっているのです。
音読(黙読)の目の動きを見てみると、分かりやすいと思います。順番に一語一句丁寧になぞるといった見方です。
音読は重要な読み方の一つですが、同時に「音読でも速く読める」、「ブロック単位でまとめて視る」こういった速読の視かたが使えるようになると効率がよく、目の無駄な視線移動による疲れや負担も軽減されます。
一見すると難しく感じてしまいますが、実際にはやり方を知らないだけで覚えてしまえば、いつでも使い分けできるようになります。
子供の将来を見据えた速読学習は武器になる
町を歩いていると、まだ2、3才であろう子供がなんなくとスマホを操作する姿を目にします。また、ある時はお年寄りがスマホの使い方がよく分からず悪戦苦闘している姿を見ると、子供の吸収力の早さには驚かされます。
速読トレーニングをしている子供たちの裏にはたくさんの親御さんがいらっしゃいます。
子供に速読を身につけさせたいという一番の理由は「将来、高校受験や大学受験の対策を今からやっておきたい」という理由からです。
しかし親御さんの中には目先の勉強、受験、テスト対策、成績アップ以外にも、速読が将来社会人として過ごす上で重要な武器になると確信している方も多くいます。
社会人になると学生とは異なり、様々なコミュニケーションや必要な知識を得るための自発的な学習が必要とされ「読む、理解する時間」の効率が出世や評価に繋がることも気付いているからとのことです。
吸収力の早い子供たちにいかに効率よく「読む速さ」「記憶力」「集中力」を身につけさせるかを常に模索され、子供のころから速読を始めるということに辿りつかれました。
小学生の速読は1日7分間から
先日、子供の集中力についての研究結果を拝見していた所、個人差はあるものの小学校低学年の子供が勉強に集中できる時間は、10分程度だという記事を見つけました。
ゲームをする時は止めるように言わなければ、いつまでもやり続けるのに勉強となると、キョロキョロし始めたり、終わりまで何問残っているかを何度も数えていたり、、。
分かる分かる・・と思われた方も少なくないと思います。
まだ集中力が続かない子供が速読トレーニングをするためには「1日7分間」は子供が飽きる前に終わってしまうので、毎日続けやすく家族で受講されている方々からは好評です。
また、ソクノー速読なら小学生用に研究しているので、ゲーム要素を含めたり、120種類以上の速読トレーニングが表示されて低学年のお子様でも飽きずに安心して学んで頂けます。
子供の学力を上げるコツ
集中力について、お話しましたが子供の学力を鍛えたいけど、どうすれば良いかわからないという相談をよく受けます。
成績の良いお子様に共通して言えるのが、ノートの取り方がとても簡潔だということです。
これは、授業を聞きつつノートをしっかり取れるというのは、頭の中でしっかり整理が出来ている証拠です。
頭が整理できていると、テスト中でも文章の読み間違いが減り、時間が余るのでもう一度読み直しが出来る。その結果、点数も高得点を狙えます。
頭の中で理解し情報を整理する処理速度が遅いと、ノートを取ることだけに集中していまい、授業では先生が何を言っていたのか覚えていない、という事態が起こります。
そうすると、テストでもあまり良い点が取れません。
全ての教科に必要とされている学力の基礎となるのは記憶力と情報処理スピードです。
又、速読は読み返し(復習)や読解力は国語などの長文の問題に活躍する能力です。
日々の積み重ねが子供の速読力を底上げする
ソクノー速読では「1日7分間トレーニング」をオンラインのトレーニングプログラムでご提供しています。速読教室に来る方の中にはお子様をつれて、親御さんとその場で無料体験を行っていただき、実感される方も多数いらっしゃいます。
「たった一回で、読むのが早くなるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、本格的にみにつけるためには継続的なトレーニングが必要です。
「毎日は大変そうだけど、7分間くらいならできそうかも…」と感じるなら、まずは試してみてはいかがでしょうか。
学校に行く前の7分間または、学校から帰ってきてからの7分間または、寝る前の7分間など、スキマ時間で気軽に行えるのもソクノー速読のメリットのひとつです。
早く始めればそれだけ、日々のトレーニング効果が積み重なっていきます。
小学生の子供が速読を効果的に身につけるために必要なことは、「定着するまで継続すること」です。個人差はありますが大体は3ヶ月程度の継続で実生活で変化を実感できるようになります。中には数日、1ヶ月といった方もいますので実際にやってみると体感の違いがわかると思います。
ソクノー速読の小学生向け速読は無料体験も行っておりますので、ネット環境さえ整っていれば、パソコン、タブレット、スマートフォンでもすぐに始めることができます。
まずは気軽に無料体験から試してみてください。