読みたい本を買っても溜まっていく
興味がある本のタイトルに惹かれて購入してみたものの、実際に数ページ読み終えたら別の本に興味が出て買ってしまった。
その結果、読みたいと思った本だけが積まれていく、いわゆる積読本にお困りの方が少なくありません。
貪欲に知識を学ぶ意識があり、書店やネットショップで大量の本を購入しても、中々読み終えることができない経験は本好きの人のほうが多いように感じます。
多くの本や分野に渡り興味を持つことは良いことではありますが、必要な知識を学べずに購入した書籍がお蔵入りするのは有意義な読書ライフとは言えません。
一冊を読み切ろうと思っても、読み終える前から次々と他の本を手に取ってしまい、積読本が溜まてしまう方にその解消方法をお伝えしていきたいと思います。
1冊を最後まで読み終えることができない
いざ購入した書籍を読もうと決めて読み始めても、中々1冊を読み終えることができない。
その原因にはいくつかの共通点があります。
本を読み終えることができない過去の経験でいくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか。
知りたい情報と本の内容が異なっていた
書店で購入される方は実際に手に取って目次など、内容を先読みすることができるかもしれませんが、ネットの書評や表紙で購入を決断した方は、思っていた内容と異なっていたと購入後に思ったこともあると思います。
学べる想定をしていたものと異なるようでは、読む意欲も削がれてしまいます。
興味を失ってしまった本は高い確率で積読本になってしまいます。
読書に細切れの時間しか取れず、何度も読み直してしまう
まとまった時間が取れず、1回の読書時間が数分~十数分の単位であれば、直前の内容が繋がらず読み返すだけで時間をロスしてしまうこともあります。
前回の読書から時間が経てば経つほど、思い出すことに時間が割かれてしまい読み直し時間だけで、読書時間が減っていきます。
毎回読み直すことに時間を使うことは読書をストレスに感じる要因にもなり、達成感を得にくくなります。
読み直し時間に嫌気がさして積読本に移動となるケースも少なくありません。
読み始めてから少し経つと集中力が途切れてしまう
読書を開始してからすぐに集中力が切れてしまい、スマートフォンに手が伸びたり、なかなか文章の内容が頭に入ってこなかったりと内容が頭に残らない状態になります。
他人から強引に勧められた書籍や勉強をしなければならない場合に起こることが多く、学ぶ意義が腹落ちしていないとなかなか集中力が保てません。自分自身が興味を持っていない分野の読書では特に起こりがちです。
集中力が切れてしまうことで、読書効率は格段に落ちる傾向があります。特に読む速度は著しく低下する傾向があります。
これ以外にも集中力が切れがちな理由としては「疲れ」によって起こるケースもありますが、この疲れは後ほど説明するトレーニングで改善できる可能性があるので大きな問題ではありませんが疲れを感じたら、休憩することも大事です。
読書の度に短時間で集中力が欠けてしまい、読書効率を落としていたのでは、読書を敬遠する傾向が強くなり、せっかく購入した本が積読本となることも珍しいことではありません。
本を読むこと自体を忘れてしまう
読書を習慣化できていない方は読書時間を確保することを忘れてしまうこともあります。
読もう読もうと思っていても、実際に読まなければ意味がありません。
読まない時間が増えるにつれて、本に興味を失い積読本になるのです。
一度興味を失った本を再度読むには強い意志が必要になりますが、よほどのことが起こらない限りは積読本が確定します。
せっかく購入した本の積読をなくすために
色々な事情で読むことが続けられなくても、積読された本をどうにか読み終えたいと考えている方もいます。
積読をなくすためにはいくつかの解決法がありますのでご紹介したいと思います。
まずは読書をする時間を作ることです。
もしも今、読書する時間が持ってていないということであれば、強引にでもスケジュール表に予定を入れましょう。
習慣化していない状態であれば、行動予定を立てなければ何も進みません。毎日少しの時間、例えば1日5分~15分で良いので、まずは時間を優先的に確保するようにしましょう。
少しずつでも本を読む時間を毎日取り入れられれば、「いつかまとめて一気読みしなければいけない」から「毎日少しずつ読むものだ」とルーチンワークのような意識に代わり、心理的なストレスも減ります。
何を当たり前の事を言ってるんだと思われるかもしれませんが、積読本が溜まっている方にとっては読書の習慣づけは言うほど簡単ではありません。
読書ルールはどのようなものでも構いません。仮に毎日10分程度であれば時間確保できそうなら、
このいずれか1つの機会を参考に続けてみてください。
欲しい本を買いたい気持ちを我慢する必要はありませんが、まずはいまの積読本を読み進めていく一歩を踏み出してみましょう。
積読本を一気に解消するには読書速度を上げること
読破するべき積読本がある、または増えている方は、これから買う本も増えていく傾向があります。
しかし今の状態で積読本が溜まっているわけですから、先ほど説明した工夫だけでは途方もなく時間がかかることが予測できます。
毎日コンスタントに本を読めていたとしても、1日の読書時間が10分では読み終わるのに何日もかかってしまいます。
日本人の読書速度は平均500文字/分なので、10分で大体5,000文字になります。
文庫本は10~20万文字程度の分量が多く、1冊の本を読み終わるのに大体20日から40日の時間が必要です。
これでは積読の解消になりません。
溜まった本を短い時間で読み終えていくためには、自分自身の読む速さを上げていくことが近道です。
仮に自分の読む速度を5倍速くできたらどうなるでしょうか?
1冊を読み終わるのに4日、長くても8日です。
1冊の読破にかけられる時間を縮められれば、溜まった本を減らしつつ、購入した本まで読みこなすこともできるようになります。
更に読書速度が10倍にまでできたらどのような変化があるのか想像しやすいと思います。
1冊で2日、長くても4日で読み終えることができます。
もちろん、読む時間自体を長時間確保できるのであれば積読の解消は可能です。
ですが、忙しい現代社会で読む時間を10倍、例えば1日に1時間40分も確保するのはとても大変なことです。
読む速度を上げることは、正しい速読トレーニングさえ行えば誰でも実現できます。
近年では速読トレーニングもデータによる研究改善が進み、今では1日7分程度の時間で簡単にできようになってきています。
積読を解消するためには「時間の確保(少ない時間でも間を空けずに毎日読む」、「読書速度を上げる」この2点で実現できます。
速読ならソクノー速読が効果的
速読と聞くと「自分に本当にできるのだろうか?」、「飛ばし読みやナナメ読みでしょ?」とイメージが先行してしまうかもしれません。
現在、様々な速読法が世の中には存在していて、中には高額な受講料にも関わらず、効果がないものや速読といいながら、実際にはただ飛ばし読みのテクニックを伝えるものもあるのが事実です。
しかし正しい速読とは、文章に対する脳の検索能力を上げ、情報処理速度を高めることでその結果として読む速さを上げる方法です。
この脳の情報処理能力を上げない限りは、どんな高速な読み方も「飛ばし読み」になってしまいます。
ソクノー速読(ジョイント式速読)は脳の処理能力を高速処理の状態に順応させる脳の習性を利用しており、このトレーニングは誰でもできるように体系化されています。
更には読書中に起こる目の疲れの軽減も期待できます。目を動かす6つの筋力(眼筋)を適切に運動させることで、持久力が高くなり、今までよりも長い時間の読書でも疲れにくくなる傾向があります。
速読を身につけた方に共通しているのは、1日7分間のトレーニングを読書前に行うなど、最初は意識的に読書とセットで習慣化にトライしています。
自宅に本が多く積まれている方は、自身の読書速度を上げて積読本の解消にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ソクノー速読は無料体験もできますので、安心して利用してみてください。