速読は本当に誰でもできるものなのか
速読と聞くと一部の特別な能力だと思いがちです。しかし速読の中には長い実績があり体系化されたものあれば、ほとんどの方ができる速読法も存在します。
過去に一度は速読講座を受講してみようと思った方、既に受講した経験のある方、または書籍で試してみたけど挫折してしまった方に着実に能力を身につけるための方法とコツをお伝えしていきます。
実現するにはちょっとしたコツがいる
速読トレーニングを試したもののイマイチ上達しなかった方はトレーニングと実際の読書に隔たりがある可能性があります。
トレーニングでは速く読めるけど実戦だと同じような読書速度を再現できないというか状態です。
この場合わざわざ時間をかけて速読トレーニングに励んだものの時間の費用対効果を得ることはできません。
頭のどこかでトレーニングと実戦で読むことを分離してしまっている可能性が大です。
ここでは速読訓練の効果をきちんと発揮する反射の起こし方をお伝えします。
実戦では速読の反射を起こす必要がある
あなたが酸っぱいものや辛いものを見たとき、ツーっと唾液が唾液が流れる感覚を得ると思います。
これは何か考えて起こっているわけではなく瞬間的な反射が引き起こしているものです。
無意識な状態にもかかわらず体や意識に反射が起こる。
これは食べ物だけではありません。例えば、野球で時速150キロの豪速球を打つために考えてから打つのではタイミングが合うどころではなく、気がついたときにはミットに収まっている状態です。
考えて球を打つのではなく、速度に合わせた反射で球の速度に対応しています。
つまり速い球を打つのも、速い文字を読むのも同様に脳の反射的な動作が必要になります。
では読む事でいう反射はどのように起こしていくのでしょうか。実は難しいことではなく、文章を読む前に簡単な動作で反射を起こす方法があります。
文章を読む前にスイッチ動作をする
文章を速く読む速読トレーニングの反射を実戦では起こすためには、読む前に同様の動作を数秒間程度行う必要があります。
例えば本を読む前に眼筋トレーニングのように左右、上下に素早く目の動作を挟みます。
このスイッチ動作を入れることで「これから速読トレーニング」で得た反射を使うのだと脳に刺激を与えます。
正しくスイッチ動作ができているかはともかく、文章を読む前に速読の感覚を使うと信号を送ることでトレーニングとほぼ変わらない速度を実際の読書で再現できるようになります。
これはジョイント式速読術を実践した受講生のデータでも明らかです。
まずはスイッチを入れるということを忘れずに実践してみてください。
速読は川村式ジョイント速読から始める
速読のスイッチが習慣化してくると自然といつものトレーニング効果を発揮できるようになります。
しかしどの速読法でもこのスイッチ動作が効果的かというとそうではありません。
速読術にも多種多様な方法があり、脳の処理能力を高める速読ではなく、正しく反射能力を向上せずに効率的な読み方だけを教える速読講座だけをしている場合はスイッチ動作に意味はありません。
そもそも起こす反射が存在しないためです。
王道と呼ばれる速読にはジョイント式速読法(川村式明宏が開発した速脳速読メソッド)があり、この速読が他の読み方講座と異なる点は「脳の処理能力」を高めるトレーニングをすることにあります。
パソコンでいうCPUにあたる処理能力を上げることでスイッチ動作が最大限に発揮されます。
ジョイント式速読の詳しいトレーニング法は別記事で説明いたしますが、脳の処理能力を上げた結果、自然と速く読めるようになる速読を実践してこそ効果を得られると理解していただければと思います。
逆に言えばジョイント式速読トレーニングで文字に対する反射能力の上げ、理解力を保ったまま読む訓練さえいれば、他の速読法にも直接的な効果を得ることが可能です。
まずは頭の処理能力を上げる速読法を学び、その上で他の速読との組み合わせもでき、スイッチ動作も最大限発揮されるのです。
小学生から大人まで身につく速読術
速く読むための土台である脳の処理能力を高めてからスイッチ動作をすることで年齢に関係なく速く読める力を発揮できます。
この速読能力はトレーニングをする事で年齢に関係なく、小学生から大人まで誰でも身につけることは可能です。一部の天才が持っているような特別な能力は必要ありません。
重要なのは速読トレーニングを継続的に実施して、その能力を発揮する反射を起こす習慣を行うだけです。
もちろんこれから既に社会人の方もこれから社会人になる方でも、速く始めるに越したことはありません。
速読に必要なのは始めの一歩
ここまでの説明でスイッチ動作による速読効果を発揮するコツをお伝えしてきました。
しかし実際にトレーニングをしない事には実現は不可能です。
まずははじめの一歩を踏み出して、自分自身で試してみるのも重要です。
SOKUNOUでご提供しているソクノー速読であれば、1日7分で楽しく続けるジョイント式速読トレーニングを無料で体験できます。
ぜひ速読トレーニングとスイッチ動作で本物の速読を体感してみてください。