日本で速読の始まりと普及活動

1978年に川村明宏は実用的な速読法の研究をスタートしました。分厚い専門書から始まり、一般的な本、雑誌、新聞などを理解力を落とさずに読むために必要なトレーニングの研究と実践を重ねてきました。

最初の研究では文章を正確に読み取るためにどのようなトレーニングが必要かを分析し、人が文章を読む際のプロセス(過程)を分解しながら、試行錯誤を重ねた結果理解力を落とさずに速く読む速読法(ジョイント式速読)を体系化し速読トレーニング体験者のほとんどが能力向上を再現できる仕組みを開発しました。

「速脳速読」ジョイント式速読メソッドの確立

当時は速読という表現は超人的な一部の天才だけが実現できる超能力的な能力と捉えられましたが、実際にジョイント式速読を体験すると読書速度の変化や実用的な機能が支持されるようになりました。

時代の背景もあり「速読」という言葉が聞き慣れないのは当たり前だった時代に、一部の天才だけができる能力ではなく一般の方も実用的に活用できるトレーニングメソッドを広め始めました。

人間の脳の仕組みに着目した「見る力」を上げることで「理解力」、「記憶」、「感性」などの能力が追いつく汎化作用、速度感覚を記憶するための「脳の可塑性」を利用した方法などを開発しました。

いま巷に溢れている飛ばし読みやナナメ読みの方法や読み方を教える速読ではなく、文字に対する反射力を高め意味を素早く記憶から検索するプロセス、脳の処理能力そのものをトレーニングで向上させる方法が確立されました。

ジョイント式速読のメソッドでは今では当たり前のように言われている「目をトレーニングする」、「本を速くめくり段階的にスピードを変化させる」、「文章を固まりで見る」などのトレーニングを始め、右脳を使った文字の見方やトレーニング法を確立させ体現した実績があります。日本国内で40年以上の活動実績があるのはこのジョイント式速読法のみです。
類似した速読理論やトレーニング方法があれば、過去に利用を許可している団体のみです。(類似商品の販売や謳い文句にご注意ください)

日本で初めてパソコンを利用した速読法を開発

SOKUNOUは速読開発者の川村明宏本人が自らパソコンで利用できる速読法をプログラム開発したことから始まります。

パソコンが一般的に普及する前から独自にプログラム開発を行い、CASIO電子手帳版やPC9800版で利用できる環境を整え全国に直営教室や公私立塾を中心に展開してきました。