速読トレーニングをしていても練習と実戦で読む速度の差を感じている…。(実際に読む速度が練習よりも遅くなる)
このような状態を打開するために必要な速読訓練が「スイッチ動作」です。
スイッチ動作とは実際の読書、または活字を読む前に速読で養った反射を起こすための動作のことです。
このスイッチ動作は簡単です。速読トレーニングの最中、実際の測定時に2秒〜3秒程度、目を上下に動かすことを習慣化することです。
スイッチ動作を普段から行うことで普段速読トレーニングで使っている認識回路を使うために「一定の動作後に反射が起きるように脳に指令を出す」ことができるようになります。
無意識に起こる反射の例
無意識に反射が起こる例として挙げられるのは、酸っぱいもの、辛い食べ物を見た際に唾液がツーっと出る経験があります。
意識はしていないはずなのに脳が反射を起こしている状態です。
この反射を速読トレーニングで養ったスピードに発揮することで応用するのがスイッチ動作です。
文字を見ると起こる遅く読もうとする反射
上記でお伝えした条件反射とは別に、文字を見ると起こる反射も存在します。
それが「音読のクセ」、「有効視野が狭くなる」、「じっくり理解しないといけない」という無意識の反射です。
この反射が起こっていると仮に頭の情報処理能力が上がった状態だとしても、無条件に遅くなるようにブレーキをかけているため速く読むことを邪魔してしまいます。
速く読むためのスイッチ動作を身につける
速読トレーニングで養った能力を実戦で発揮するための反射をいつでも発揮するために必要なことは、「スイッチ動作を繰り返すこと」です。
野球の素振り訓練を例にあげます。
野球で速い球を打つために考えて打席に立っていては、考えている内にボールがミットに収まってしまいます。
速い球を打つための反射的な動作を身につけるために何度も同じように素振り訓練を行う必要があるわけです。
速読でのスイッチ動作も同じようにトレーニング中、読書速度の測定前に必ずスイッチ動作を挟むことで自然と速読の視る力を発揮できるようになります。
これは繰り返し行って反射を身につける以外方法はありません。
文章を読むことにこだわり過ぎてスピードにブレーキをかけていると何となく感じている方もぜひ挑戦してみてください。
具体例としては、スイッチ動作を繰り返し、文章を通読していても止まらずに文章が目に飛び込んでくる感覚が得られればあと一歩のところまで来ています。
スイッチ動作と速読トレーニングはセットで行わないと意味がない
既に速脳速読のような脳の処理速度を高速で順応させるトレーニングを実施しているようでしたら、スイッチ動作だけでも十分に効果が期待できますが、速脳速読をされていない方がスイッチ動作をしても意味がありません。
あくまで脳が高速で文字を認識できる検索能力を発揮するための手段であるためです。
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