速読の効果を可視化・測定する方法

速読の効果を可視化測定

速読に興味をもったことで実際に教室受講での訓練やトレーニング本で速読にトライされたことがある方、またはこれからチャレンジしてみようとお考えの方もいると思います。

実際に速読をやってみた方の中には、「実感が伴っていないが本当にこれで良いのだろうか?」と感じる方も少なくありません。

速読に利用される代表的な効果測定の指標としては読書速度の変化が挙げられます。

この読書速度は一分間にどの程度読む力があるのかを測定するために用いられたり、トレーニング後の変化を比較できる速読を行う上では重要な1つの指標でもあります。

しかし、実際には速読ができるようになったかどうかを測定するためには、必要な過程と能力が把握できていなければ、ざっくりとした効果比較にしかなりません。

このページでは速読の効果が本当にあるトレーニングなのかを判断するために参考となる指標をご紹介していきます。

速読の能力はどのように測定するのか?

速読の能力を測る際に代表的な指標は「1分間の読書速度」です。
まず一度速読トレーニング前に読書速度測定を行い、トレーニング後に比較のため再測定します。

この読書速度測定はわかりやすく、1分間に読めた文字数で測定するため、その差が数字で把握できます。

速読の能力測定ではこの読書速度を基準に効果の有無を表すプログラムが少なくありません。

速読トレーニングの効果を実感できない方の大抵はこの読書速度のみを意識してしまい、速読をみにつける過程で必要な能力の測定ができていないことがほとんどです。

文章を読む場合、視覚(目)で捉えた映像を脳に送り、脳が今までの記憶から情報を照合した結果、認識・理解が発生します。

この読書のプロセスを行う過程で速読に必要な指標は複数あり、この指標を確認することで速読の効果に繋がり実際の生活でも利用できる本当の力に変わります。

速読の効果測定に必要な指標は1つではない

速読トレーニング前後で必要な測定で代表的なものは3つあります。

 

1.読書速度の測定
2.眼筋力の測定
3.脳の処理速度測定

まず「読書速度の測定」ですが、こちらは前述した通り、1分間に何文字程度の情報量を処理できるかを測定するために必要な指標です。

次の「眼筋力の測定」は1分間にどの程度の文字情報を脳に送る力があるか測るための指標です。文章を読む際、まず目を動かすことで視野に文字を捉えます。この文字を捉えるために必要な物理的な動きの力を測定することが重要です。なぜならこの目の動きによって文字を見る速度に影響を受けるためです。

最後の「脳の処理速度測定」は目で捉えた文字や映像を脳が認識できる速度を数値化した指標です。「1.」の読書速度の測定は文字で測定しているのに対して、脳の処理速度測定はイラストや映像で認識スピードを測定できます。

この他にも20以上の視覚情報の測定指標があり、代表的な3つの測定指標で速読に必要な能力が足りているかを確認しながら、不足している能力を補うことができるようになります。

大抵の速読プログラムではプロセスを理解しないまま読書速度測定のみを採用している場合が多く、能力向上に必要な測定ができていません。既に速読トレーニング効果を実感されている方なら問題はありませんが、なかなか効果を実感しにくいと感じる場合はトレーニングに必要な能力に不足が生じており、個別に強化訓練をすることで効果が更に上がります。

客観的な数字で可視化し比較するとごまかせない

速読トレーニングを行う上で必要なのは「主観的な実感」ではなく「客観的な数字」に基づく結果を見ながら進めていくことです。

数値化できない速読プログラムは残念ながら本物とは言えず、受講生の能力が伸び悩む際に適切なアドバイスで改善することができません。

正しく速読の効果を得たい、測定を行いたいと思われる方は速読理論とトレーニングが体系化された実績あるプログラムを選んだほうが効果を得る近道となります。

無料でできる速読の測定方法とは

ここまでご紹介した代表的な速読能力の測定に必要なプログラムは無料で利用できます。

まずは正しく自分の能力を把握してから、適切なトレーニングに臨むことが効果を得るにあは重要です。

国内外で40年以上の実績ある速読プログラムを利用するならジョイント式速読法(川村式速読)がおすすめです。

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