スポーツ能力向上に役立つ速読トレーニングとは
スポーツの運動能力を向上させたいと考えている方は多いと思います。プロ選手でも速読トレーニングを採用してスポーツのパフォーマンスアップで効果を得ている方もいます。
最初にお伝えするポイントは、「速読トレーニングは本を速く読むためだけの手法」ではないということです。
速読術には「ナナメ読み」、「飛ばし読み」でキーワードとなる単語だけを拾うというような読み方講座もあるようですが、正しい速読訓練とは情報を高速で処理する脳トレーニングによって、目の前の文字情報(形としての映像)を結果的に速く認識するというものです。
今回お伝えするスポーツに役立つ速読トレーニングは脳の情報処理スピードを上げていく(ジョイント式速読)速読法です。
では実際に速読トレーニングを行うことで、どのようなスポーツ能力の向上に繋がるのでしょうか。
なんとなく速読トレーニングがスポーツに良さそうと直感を持つ方もいるかもしれませんが、実際には理由があります。
速読で向上させた能力をスポーツに役立てたいと考えている方も多く、基本的にすべてのスポーツでプラス効果を得ることが期待できます。(少なくともネガティブな要素はありません)
速読・記憶・高速暗記システムを提供している【SOKUNOU】を利用しているユーザー、新日本速読研究会(会長 川村明宏)の受講生の中には、例えば
・球技(野球、サッカー、ゴルフ、テニス、バトミントン、バレー、ラグビー、アメリカンフットボールetc…)
・モータースポーツ(バイクレーサー、競艇etc…)
・格闘技(ボクシング、キックボクシング、空手、総合格闘技etc…)
・ウィンタースポーツ(スキー、スノーボードetc…)
このような運動能力の向上を目的に受講する方がいます。
上記に挙げたのは一例ですが、この後ご説明する能力向上がご自身のパフォーマンスアップに役立ちそうだと感じることもあるかもしれません。
この記事ではスポーツに役立つ速読トレーニングとはいったいどんなものなのかをお伝えしていきたいと思います。
スポーツをする上での情報の8割は目から得ている
スポーツに限らず、日常生活を過ごす中で得ている情報の8割は目からと言われています。
思い返してみるとご自身がスポーツをしているときの感覚と照らし合わせても、大体同じような比率で情報処理(映像認識)しているのではないでしょうか。
残りは聴覚1割、触覚1割程度と言われています。
このような割合で状況判断を行うわけですから、情報認識を行う脳の出先器官である視覚機能(目で見る力)を向上させる必要があります。
高速で映像を捉える目の力を向上させる
目で何かしらの情報を追う際、実は目にある6つの筋力を動かして映像を捉えています。
眼筋には「上直筋」、「下直筋」、「外直筋」、「内直筋」、「上斜筋」、「下斜筋」があり目を動かす方向によって眼球を引っぱる動きをしています。
この眼筋に「速く動かす」という負荷を与えることで6種類の方向に素早く対応できる力が向上します。
これは「眼筋力トレーニング」と呼んでいます。
当然ながら目で見えないものは認識できないため、まずは映像を追うための目の物理的な速さ(強さ)をトレーニングすることが必要です。
いわゆる視覚機能の強化にあたるビジョントレーニングの一種となります。
速読トレーニングでスポーツに必要な周辺視野力を強化する
スポーツ能力の向上を目指すために視覚強化を行います。具体的には、
視幅、識力をトレーニングで強化する
周辺視野をトレーニングするために一度に情報として捉えられる数(視幅力)の増加を速読トレーニングで行っていきます。
また、数を増やすことも重要ですが、併せて増やした数を高速で認識できるよう環境に順応するための訓練が情報認識力を高速化する「識力向上訓練」です。
ジョイント式速読の理論を応用し、今まで見たことのない高速環境に速度変化を加えて高速で文字や映像を理解する環境で訓練を実施していきます。
視野拡大トレーニングで強化する
ジョイント式速読のトレーニングは文字や情報を「見る」際に視点が狭くなってしまうクセを取り払い、より広い範囲で映像をキャッチする力を養う「視野拡大トレーニング」で周辺視野力を強化していきます。
トレーニングを通じて、無意識のうちに視野が狭くなっていたことに気がつき広く速く見る力の向上が期待できます。
映像の同時並行処理(並列処理)能力をトレーニングで強化する
スポーツをする場面では一つの物事を順番にキッチリと考えながら進めていては、よい成績を残すことは難しいと言えます。
サッカーに例えた場合、常にフィールドの選手の位置やめまぐるしく変化し瞬時の状況判断が必要になります。
同時進行する物事を瞬時に把握して、的確な判断で行動するためにはその環境に対応できる同時並行処理能力の高さが求められます。
周辺視野力を強化しつつ同時に物事を判断できる情報処理能力を向上して初めて他のプレーヤーと差をつけることができます。
立体視野(脳内視力)を強化する
速読トレーニングには立体視野力を強化するためのイメージ力訓練も含まれています。
ゴルフ、柔道で例えるなら目で見える範囲に奥行きを加え、上下左右から距離を把握し対応できる脳内視力(立体視野)の強化がパフォーマンスアップに貢献します。
この立体視野はジョイント式速読でイメージ強化トレーニングを行うことで誰でも能力向上を図ることが可能です。
脳の映像処理スピードを強化する
脳の処理速度とは、目で見た情報に対する認識速度のことを指します。人は目(耳)からの情報が一定以上の速度になり、自分の理解できる処理能力を超えてしまうと、捉えきれない情報は重なった状態の認識を行います。例えば、2つまたは3つの絵の表示速度を徐々に上げていくと、ある速さから4つ、5つ、6つと表示されている以上の数が残像として見えてしまうことがあります。
これは現時点の脳の処理能力が高速で表示される情報認識スピードに追いついていないために発生します。
ですが、こういった人の脳の処理速度はトレーニングによって、今までよりも速い段階の速度を処理できるようになります。
この脳の処理速度を数値化してトレーニング前後の能力値と比較することで能力向上を実感することができます。
速読トレーニングでスポーツ能力アップするカギは「継続できるか」にかかっている
速読(ジョイント式速読)はスポーツトレーニングと同じように能力を向上させていきます。
地道に何度も繰り返し行い、継続して実施することが目と脳の反射能力を向上させるポイントとなります。
野球の素振り訓練のように何度も行うことが速読トレーニングで培った反射を起こす(速く情報を見て認識する反応速度)ためには必要なのです。
1日7分間のSOKUNOUなら楽しく続けられる
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